食用にもなり花も楽しめる山菜。日向でも日陰でもよく育つ。水を好むが乾燥にも強く、栽培容易で土地を選ばず毎年増えていく。花ばかりでなく葉も観賞価値があり、若葉を食用に用いる。ユリッパ、ヤマカンピョウとも呼ばれ柔らかくクセがないため様々な料理に利用できる。

　若葉の頃は全草が食用にできるが、大きくなったものは土の中に埋もれている白い柄の部分と葉のつけ根の柔らかい部分を利用する。